スーツとの接し方④ 

Ciao a tutti!

STILE Fを開業して2か月が経過しました。支えて頂いている皆様には本当に感謝しています。フィレンツェスタイルもおかげさまでご好評頂いております。ということは、師匠ミヌッチ氏が亡くなられて2ヶ月が過ぎたということです。私は、お客様のご提案に迷ったときは必ず「ミヌッチさんならどうするか」ということを判断材料とします。とは言っても本人からはもう答えがもらえません。でも、『重要なのは、シンプル、軽さと上質な素材』、間違いなく彼はこう答えるでしょう。彼と会うと必ず最初に私の着ているジャケットに触れ『Bene!』と言ってくれました。多少のサイズ感やどこそこの生地、普段私たちが喧々諤々していることなどの注意を受けた事は一切ありません。実際、ミヌッチ氏も少し肩の落ちたオーバーサイズのジャケットを羽織っていましたから。要は、カーディガンのように気楽に身に付けることが重要なのです。特別な日に着るのではなく、常用する事が大切なことだと思います。そして、それを着て「誰と会うか」「どこに行くか」「何を食べるか」などを考えることの方が重要なことだと思います。La vita é bella!!! 軽くて着心地の良いスーツを着て人生を楽しみましょう。

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